4月27日に閣議決定された「森林・林業白書」(平成22年版)が公表されました。
何と、この白書に土佐の森・救援隊の成果が取り上げられました!森林ボランティア、森林NPOにとっては画期的な出来事です。「森林・林業」の新しい時代の幕開けを予感させます。
現在、日本の森林・林業行政を担う林野庁では大規模集約林業の施策が大主流です。取材に来てくれた当時の「森林・林業白書」の担当者の方も、土佐の森・救援隊の活動理念、実践活動には、とても興味を持ってくれました。しかし、「いかんせん主施策(集約林業)とは真逆の取り組みであるので、取り上げられるかどうかは微妙だ。たぶん無理だと思う・・・」とのコメントでしたが、何とか載ったようです。(中嶋健造/事務局長)
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森林・林業白書(平成22年版) /P73
事例 Ⅳー2 副業的な林業による森林整備の推進
高知県いの町の特定非営利活動法人土佐の森・救援隊は自伐林家など地域住民と連携して副業的な林業に取り組み、小規模所有森林の整備を推進している。
同隊の活動では会社員や退職者・農家など80名を超える会員らが、休日や農閑期といった自分の都合の良い時に、簡易な架線や林内作業車等を使用し、木材を搬出している・・・
林内作業車による用材の搬出状況