2016.10.30.22.23
【イラスト】四井玲子(
森の声を聞きたい「高知新聞/浜田久美子」より)
土佐の森グループでは、
森林整備(間伐など)を、
NPV活動で実践したあとは、伐採した全ての立木(針葉樹、広葉樹を問わず間伐材・林内材・除伐材などの木材)を搬出・運搬しています。
これは、経済的(商業的)にペイしようと、しないとにかかわらず、森林整備後に、伐採した木材を利活用(
消費)することが森林環境問題にとっては非常に意味のあること、森林問題の解決に貢献すること、また中山間地域の活性化に寄与すること、等々の土佐の森グループの行動規範(
活動理念)に基づいて行っているものです。
毎回の実践活動で搬出・運搬する木材(A材・B材・C材)は、会員が「
C材で晩酌を!事業」で、端尺材・タンコロまで全て「
木の駅ひだか」へ軽トラなどで搬送しています。
そういうことから、土佐の森方式の森林整備には「林地残材」「切り捨て間伐」「除伐」という言葉は存在しません。針葉樹であれ広葉樹であれ森林の立木を伐採した以上は、それを利活用してこそ本来あるべき「森林整備のあり様」と考えるからです。
A材は木材市場に再搬送し、価格はいくらであろうが、原材料(木材資源)として木材産業界に提供しています。また、C材(端尺材・タンコロを含む)は「木の駅ひだか」で仕分けを行いチップ産業界、
バイオマス産業界に、価格は問わず提供するほか、薪としてエネルギー利用することを独自のシステム(
薪林業)で行っています。
「木の駅ひだか」で仕分けされた『薪の原木』(C材)は「
薪祭り」などで
土佐の森・薪倶楽部のメンバーが、NPV活動として薪に加工しています。
・みんなでつくるモリ薪・・・
新聞記事から(朝日新聞・高知版)
薪倶楽部のメンバーが製造した「
モリ薪」は、薪ストーブのユーザー(ほとんどが薪倶楽部の会員)に有償提供されるほか、NPO法人土佐の森・救援隊が取り組んでいる
限界集落対策用として土佐の森グループのサポーターにより、限界集落で薪風呂を使って生活している在宅高齢者に無償提供(宅配)されています。
・限界集落対策(
間伐材で高齢者を支援)
これら一連の仕事/業務(森林整備から薪の宅配まで)は、土佐の森グループの会員が土佐の森方式のNPV活動(モリ券を介した
ボラバイト=
モリ券システム)で運用されています。
【写真】
限界集落在宅高齢者への薪の宅配サービス(仁淀川町高瀬)
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◆福祉限界薪の宅配サービス(土佐の森グループ)
土佐の森グループ(NPO法人土佐の森・救援隊、木の駅ひだか、薪倶楽部、森援隊など)は、
限界集落対策として地域(農山村社会)が元気につながるしくみづくりを築き上げることを目的に「限界集落在宅高齢者薪の宅配サービス」を企画・実践しています。
【写真】1人暮らしの高齢者宅に、まきを届けに来たNPO法人土佐の森・救援隊のヒゲの神様・田植光男隊員。住民は、配達の際、ヒゲの神様との会話も楽しみにしている。(いの町成山/
朝日新聞より)
好評のうちに「福祉限界薪の宅配サービス」の
第8次事業を終了、現在、
第9次事業を実施しています。
・
NHKニュースおはよう日本
・
シルバーワンコインサービス
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〔ちらし〕
第9次限界集落在宅高齢者薪の宅配サービスを受けたい方は、この「ちらし」で応募ください。(内容をメールでもOK)
*福祉限界薪の申込み、問い合わせは
「木の駅ひだか」まで
電話 : 0889-24-5444(片岡)
FAX : 0889-24-5399
Eメールアドレス: tosa-wood@kochi.email.ne.jp
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