■民間、行政、NPOの協働を・・
土佐の森・救援隊では、平成15年9月から「山に木質スポンジを戻す運動」の実践活動を行っています。これまで、20トンあまりの「木質スポンジ」を、山に戻してきました。
【写真】木質スポンジを山へ戻す
しかしながら、活動に要する経費の資金確保が、ネックとなっています。商業ベースに乗らない資源循環のシステムを、民間、行政、NPOにより稼働させるには、3者の協働が不可欠です。民間は「資金と物流を・・」、行政は「施策と財源を・・」、NPOは「浄財と住民力(マンパワー)を・・」が望まれます。
3者の協働が前提ですが、「間伐」「山に木質スポンジを戻す運動」等の活動を通じて、木材資源の循環がとぎれない「社会づくり」が可能になります。また、「森づくり」では、森林の改善、森林地の土壌改良により、様々な生物が命を育む豊かな森、保水力が高く恵みのある森、の実現が期待できます。