「山を愛する方」より、NPO法人土佐の森・救援隊に寄付金をいただきました。
この方は、登山を趣味にされていますが、どの山も登山道入口からしばらくは、人工林で、薄暗い中を歩かなければならないそうです。
気も滅入る、そうした荒れた人工林と格闘している「森林ボランティア」に敬意を表し、仲間うちで寄付金を募ってくれたそうです。
この寄付金(浄財)は、そうした登山家の方々からの善意の贈り物であり、感謝に耐えません。
【写真】市内某所で寄付を受け取る中嶋事務局長
登山家だからでしょうか、非常に奥ゆかしい方で、名前は伏せておいてほしいとのことですので「山を愛する方」と紹介させていただきます。
誠にありがとうございました。大事に、かつ有効に、使わせていただきたいと思います。
(中嶋健造<いの町>正会員/理事・事務局長)
【写真】橋詰会長に寄付の報告をする中嶋事務局長
この寄付金で、隊員の防災ズボンを購入することにしました。
防災ズボンは、チェンソーがあたっても大丈夫な防災グッズです。チェンソーを使う森林ボランティア活動には、本来は必需品ですが、森林環境税などの各種助成事業では、個人的な所有品目ということで、助成の対象にはならず、独自の資金、財源がないNPOとしては、こういった寄付金、協賛金などでしか対応することが出来ません。
安全面、防災面を最重要課題としているNPO土佐の森・救援隊でも、防災ズボンは、まだ、チェンソーをよく使う数人の隊員にしか配備出来ていません。(中嶋)
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[事務局より]
■コメント
土佐の森・救援隊では、このような寄付等を原資とする『土佐の森資金』を創設することを検討しています。『土佐の森資金』の使途は、会員の防災グッズ購入、及び技術向上のための様々な研修会の参加費用への支援に充てる予定です。