■こうち森林救援隊に参加して
以前よりアウトドアでの活動が好きで縁あって今回参加させていただきました。事前知識として地元交流会がメインと聞いていましたが、酒が飲めず又人付き合いの下手な自分にとっては「遠慮したいなあ」と言う気持ちが先に立ってしまい、今回は作業のみとさせてもらいました。
普段では使うことのないチェーンソーや鉈などの道具を扱うことができ、興奮していました。丸太切りから皮剥ぎまで、本当に一つ一つの作業が新鮮でのめりこんでいました。
やはり使ったことがない分、チェーンソーの扱いには四苦八苦してしまいました。間伐の際の倒木方向の定め方などはまったくもって想定できず、また思った方向へも切れない有様で初めてのこととはいえ凹んでしまいました。いえ、決して嫌になった訳ではありませんが・・・。
ともかく今回一番学んだことは謙虚に取り組むこと。慣れやおごりは危険を招くということと、あくまでもボランティア活動であるので無理せず安全第一・それぞれが楽しんでやるということでした。
つい「奉仕活動だから、あれもこれもしなければならない」というハヤル気持ちになって焦ってしまい、その都度「いかん、いかん」と自分にブレーキをかけている状態でした。
まだまだ不慣れで役に立つとこまで行っていない自分ですが、今後とも長く続けていきたいと思って居りますのでよろしくお願いします。
(谷 博昭<こうち森林救援隊・高知市>)
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[事務局より]
こうち森林救援隊では、新入会員がどんどん増えて、森林ボランティアの輪が広がっています。2年前に、高知市役所の職員を中心に、15名ほどで出発しましたが、現在では、会員数は、150名を突破しています。
活動は、高知市有林をメインに、毎月1回は定例会として、泊まりこみでの森林整備保全活動を行なっています。また、最近は、森林ボランティア活動を、森林ツーリズムの一環としてとらえ、森林環境の改善とともに、地域づくり、地域おこしをも視野に入れた「こうち市民の森・プロジェクト」を推進しています。
人員的にも、活動歴的にも、トップクラスの森林ボランティア団体となっています。
【写真】こうち市民の森・プロジェクト(岡崎高知市長との懇談会)
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こうち森林救援隊のあらまし