新年明けましておめでとうございます。
昨年中は「こうち森林救援隊」の活動に、ご理解とご協力を賜りましたこと、深く感謝申し上げます。
平成19年は我がこうち森林救援隊にとって、これまでにない大きな節目の年となりました。
平成17年1月の結成された当初は10数名の隊員が、170名(12月末現在)に迄増えてきており、平成19年度の活動実績(4月~12月)では、昨年を上回る勢いの61回の活動に延932名もの仲間が集い、環境の保全や林業の再生、中山間地域の活性化に向けた取り組みに汗を流していただきました。
こうした取り組みは、マスコミを始め様々な分野で脚光を浴びることとなり、テレビでは、5月のテレビ高知の「頑張れ高知エコ応援団」に始まり、6月のNHK高知の「高知を元気にするキャンペーン」、また、9月の岡崎市長が隊員として初めて参加した間伐の様子も、再び「頑張れ高知エコ応援団」で放映されました。【写真】取材の模様
新聞報道でも、高知新聞や読売、朝日新聞等の各社の報道が連続し、取り分け、高知新聞では救援隊と地域との繋がりについて「地域振興の新しい風」として特集記事としても取り上げられました。
また、高知市広報のあかるいまち10月号では市長のコメントコーナーである「内和外順」で、9月に行われた市長間伐の感想とともに救援隊の活動を取り上げていただき、恒例の岡崎市長の年末あいさつでも、環境保全の分野における一つの貢献としての評価をいただいたところであります。【写真】間伐中の岡崎高知市長
そして、10月には救援隊が進めている「市民の森プロジェクト」が、衛生機器のトップメーカーであるTOTO(株)の公募事業の助成を受けられることとなり、向う3年間(22年9月迄)で660万円もの支援が決定し、企業とスクラムを組んだ新しい「協働の森づくり」事業がスタートいたしました。【写真】TOTO(株)の皆さんと・・・
このように、救援隊の活動が注目を浴び、様々な分野で環境の問題や地域振興の問題が見つめ直されることは、大変意義深いことでありますが、その分、我々救援隊の責任も大きくなるものであります。
平成20年も、これまでに培ってきた経験を基に決意を新たに「市民の森プロジェクト」を着実に遂行していく計画ですので、隊員の皆さまの更なるご支援ご協力を賜りますよう、お願いいたします。
今年も、どうか宜しく、お願いいたします。
(中川睦雄<高知市>こうち森林救援隊/副隊長)
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[事務局からのお知らせ]
■こうち森林救援隊の活動状況については・・・、
ブログ:バーチャル[こうち自然村]に、「中川レポート」として連載されています。
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こうち森林救援隊活動報告 第7回