■NPV活動に参加
◆3月5日(水) 晴れ。
今日は土佐の森救援隊のNPV活動で、いの町の成山へ。林内作業車と
土佐の森方式軽架線(滑車、スリングベルト)を使って間伐材(A材&C材)を搬出。半日で、2tトラックと軽トラを満載にして下山。帰宅して薪割り。
【写真】島根県中山間地域研究センターが「いの町成山でのNPV活動」を視察(18.1.27)
(三浦博史<いの町>・正会員/技術認定委員会委員)
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【解説】 中嶋健造/土佐の森・救援隊事務局長
三浦さんが参加した、いの町成山(黒田さん所有森林)での活動は、いの町の助成事業『「仁淀川」山の手入れで元気モリモリ事業』&土佐の森・救援隊のオリジナル助成事業『C材で晩酌を!事業』の一環としての林地残材集積・搬出・運搬作業です。
土佐の森・救援隊では、「NEDOのバイオマスエネルギー地域システム化実験事業」に関連して、こういう間伐をした後の山へ森林ツーリズムの感覚で赴き、C材でも晩酌代くらいのお金になることを証明するための実証実験を行っています。
いの町の本川地区では『C材で晩酌を!事業』に、本腰を入れて取り組む自伐林家が芽生え始めています。間伐をして林地残材(C材)を集積・搬出・運搬することが「ひとつの産業」になるような気配です!
建築用材としてのA材を扱うことは、藩政時代から脈々として営まれてきた「林業」という立派な産業ですが、森林ツーリズム、バイオエネルギー、はたまたこれまで見向きもされなかったC材までをも経済活動の中に巻き込むことは、森林全体を産業化する「森業」であり、これはまさに「林業革命」・「林業改革」といえるものでしょう。ますます、『C材で晩酌を!事業』が大事になってきますね。
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『C材で晩酌を!事業』(ブログ:バーチャルこうち自然村)
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◆過去の三浦隊員の「森林ボランティア日記」
・その1
17年07月31日(日)
・その2
17年11月04日(日)
・その3
18年11月27日(日)
・その4
19年07月03日(火)
・その5
19年12月03日(火)