NPO法人土佐の森・救援隊では、現在いの町で、「小規模林地残材(切り捨て間伐材)集積検証実験事業」を実施しています。
19年4月から、
NPV活動(上記実験事業の一環)として、林内作業車、パッカー車及び
土佐の森方式の軽架線などを使っての本格的な「林地残材の集積・搬出活動」を、毎月第一日曜日(定例活動)と不定期に平日(特別活動)に、森林ボランティア活動として行っています。
【写真】土佐の森方式の軽架線
20年度は、いの町の5カ所の森(高藪の『協働の森』、長沢の『未来の森』、成山の『黒田さんちの森』、石見の『大原さんちの森』、吾北の『安藤グループの森』)で開催する予定です。
また、いの町以外では、高知市春野町の『絵の中のボクの森』、高知市土佐山の『こうち市民の森』、佐川町の『バイオマスの森』などを計画しています。(実施主体は源流森林救援隊。)
【写真】パッカー車、軽トラで、バイオマスプラントへC材を運ぶ
NPV活動は、参加するための必要経費(活動場所までの交通費)見合分として、モリ券を発行するものですが、土佐の森・救援隊の正会員には噂の「赤モリ券」を発行しています。
ちなみに、「赤モリ券」の原資は、林地残材のうちA材・C材を森林ボランティア活動のついでに産業界へ送り込み、(多少でも市場性のあるA材は原木市場へ、市場性の全くないC材はバイオ燃料としてバイオマスエネルギー転換プラントへ)そこから得られる、とても商業ベースにはのらない「微々たる対価」をプールしたものです。
【写真】「赤モリ券」で、ガソリンを給油
普通の「
モリ券」は、地場産品としか交換できませんが、「赤モリ券」は、交通費見合分のガソリンとも交換できます。これが、アルバイトならぬボラバイト感覚で、ガソリン高騰の折、非常に助かる、と参加会員、特に平日に参加している団塊世代のセカンドワーク組、正社員としての定職がない若年組には好評です。(「赤モリ券」は普通の「モリ券」としても使用できます。土佐の森・救援隊のオリジナル事業『C材で晩酌を!事業』でも「赤モリ券」を発行していますが、ガソリンとともに晩酌用の地場産品(地酒と肴)とも交換されています。)
今のところ、「赤モリ券」の発行は土佐の森・救援隊の正会員だけに限定していますが、一般の方でもNPV活動に参加すれば、普通の「モリ券」はゲットできます。
当面の、NPV活動の日程は下記のとおりですので、参加希望の方は、事務局まで連絡してください。
(中嶋健造<いの町>:正会員/理事・事務局長)
(なお、NPVとは「特定非営利活動ボランティア」の略です。NPO(特定非営利活動団体)と考え方は同じで、ボランティア活動自体は非営利ですが、必要経費はボランティアに支払う、という意味合いです。)
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■NPV・特別活動(実施主体:源流森林救援隊)
・その1
◆月 日 : 平成20年6月4日(水)
◆場 所 : いの町石見「大原さんちの森」
・その2
◆月 日 : 平成20年6月8日(日)
◆場 所 : 高知市春野町芳原「絵の中のボクの森」
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■NPV・定例活動(実施主体:源流森林救援隊)
◆月 日 : 平成20年7月6日(日)
◆場 所 : いの町長沢「未来の森」
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■参加申し込み、問い合わせ
・連絡先 : NPO法人土佐の森・救援隊事務局(中嶋)
・ケータイ: 090-8973-5752
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メール>