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四国銀行の「絆の森」環境活動応援補助金(絆の森券事業)を活用し、豊かな森林の恵みに感謝し、森林や山を守ることの重要性に対する理解と関心を深め、県民一人ひとりが森林を守る活動に参加し、また自ら行動することによって山を守り育て次代へと引き継ぎつつ、限界集落をはじめとする農山村地域の振興に寄与するための普及啓発活動の一環として、フォーラムを開催します。
(中嶋健造<いの町>正会員/理事・事務局長)
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◆フォーラム『モリ券』
・日 時 平成21年2月28日14:00~
・場 所 高知市民活動サポートセンター
・プログラム
ご挨拶 橋詰寿男氏(NPO土佐の森・救援隊理事長:
プロフィール)
第1部基調講演
「地域通貨券と中山間地域の再生」
講師:高村禎二氏
第2部活動報告
「モリ券で森林保全活動を地域経済浮揚につなげる」
講師:中嶋健造氏
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パンフレット
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[ひとくちメモ]
■NPV活動とモリ券
NPV(特定非営利活動ボランティアの略)活動では、参加するための必要経費(活動場所までの交通費など)見合分として、普通の「モリ券」に上積みして「赤モリ券」「青モリ券」を発行しています。
ちなみに、「赤モリ券」「青モリ券」の原資は、林地残材のうちA材・C材を森林ボランティア活動のついでに産業界へ送り込み、(多少でも市場性のあるA材は原木市場へ、市場性の全くないC材はバイオ燃料としてバイオマスエネルギー転換プラントへ)そこから得られる、とても商業ベースにはのらない「微々たる対価」をプールしたものです。
【写真】モリ券で土佐和牛をゲット!
【写真】「赤モリ券」で、ガソリンを給油
普通の「モリ券」は、地場産品としか交換できませんが、「赤モリ券」&「青モリ券」は、交通費見合分のガソリンとも交換できます。これが、アルバイトならぬボラバイト感覚で、ガソリン高騰の折、非常に助かる、と参加会員、特に平日に参加している団塊世代のセカンドワーク組、正社員としての定職がない若年組には好評です。
「赤モリ券」「青モリ券」は勿論、普通の「モリ券」としても使用できます。土佐の森・救援隊のオリジナル事業『C材で晩酌を!事業』でも「赤モリ券」を発行していますが、ガソリンとともに晩酌用の地場産品(地酒と肴)とも交換されています。
今のところ、「赤モリ券」「青モリ券」の発行は土佐の森・救援隊の正会員だけに限定していますが、一般の方でもNPV活動に参加すれば、普通の「モリ券」はゲットできます。
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森林証券制度(モリ券)
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NPV活動と赤モリ券