NPO土佐の森・救援隊 代表
橋詰寿男
■「土佐の森方式」の全国展開で視察研修が激増する。
21年度に国土緑化推進機構の
スタディ・ツアー(主催は「森づくりフォーラム」)が、土佐の森・救援隊の活動フィールドで開催されたことを契機に、「土佐の森方式」が全国的に普及し、22年度は土佐の森方式・大ブレイクの年となった。
中嶋事務局長は「土佐の森方式の宣教師」よろしく全国を飛び回り、その普及活動に大忙しの1年でした。その模様は中嶋氏の個人ブログに詳しく掲載されていますので、氏の論説とともに時間をかけてじっくりと、ご覧下さい。
・中嶋事務局長のブログ:
里山’s Bar ~おおのたまらん!土佐の山・里~
さらに、まさか・・・というか、とうとう・・・というか、政府の刊行する「
森林・林業白書」(平成21年度森林及び林業の動向、平成22年度森林及び林業施策)に土佐の森方式が取り上げられ、林野庁が推し進める「森林・林業再生プラン」(高性能林業機械による大規模・集約林業)の真逆の取り組みとして、堂々と「自伐林家的森業(小規模・分散・低投資型林業)が基本的な林業なのだ!」という土佐の森・救援隊の主張・活動理念が掲載されました。これは地から湧き出る力に林野庁が押し切られたということなのでしょうか、兎にも角にも、日本の森林・林業政策のエポックな出来事です。
【写真】
森林・林業白書
◆
真逆の取り組み(四万十通信)
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