
【写真】薪ベンチ(高知市池 高知医療センター駐車場)
NPO法人土佐の森・救援隊では、4月に
高知医療センターが駐車場の木製のベンチを更新する情報キャッチ、すぐさま間伐材を二度活かすしくみづくりとして、四宮企画担当理事をチーフとする『薪ベンチプロジェクト』なるものを立ち上げ、その企画・提案書を作成、直ちに同センターに提出しました。
5月末、同センターから「薪ベンチを採用する」との内示を頂き、木工担当の坂本隊員が「薪ベンチ」を製作、この度、高知医療セインターの駐車場に1基を納入しました。(四宮成晴/NPO法人土佐の森・救援隊企画担当理事)
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いつかは薪に・・・(朝日新聞)
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[薪ベンチの循環システム](企画・提案主旨)
NPO法人土佐の森・救援隊が、『薪ベンチ』(「薪」を前提とした「ベンチ」の意)を納入。概ね1年の間、ベンチとして使用、充分に木材(間伐材)を乾燥させた後、薪として回収(『薪ベンチ』は新たに更新)。回収した薪は限界集落で薪風呂を使用している
在宅高齢者に高知医療センター提供の『
限界モリ薪』として無償配布される。
高知医療センターとしては単に「ベンチの購入(1基=4千円)」となるが、NPO法人土佐の森・救援隊は4千円を「出資」として受け入れるので、出資証券<モリ券>を4枚発行し、ベンチ製作・設置・回収・薪宅配を行うボランティアに配布、よって「薪ベンチ」の循環を達成する。
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薪ベンチのしおり(説明解説版)
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[ひとくちメモ]
■元祖「薪ベンチ」

田野町大野台地にある「モリ薪の宅配サービス拠点基地/東部地区」の薪棚(元祖「薪ベンチ」)に座っているのは、幸福と薪を運ぶ「薪爺さん」(決して、薪宅配の鬼・・・ではありません。)
(可愛い孫4人の)お爺さんとは言え、座ってもただで起き上がる人ではない!この薪棚をヒントにして、「薪ベンチ」なるものを発案し、高知医療センターに売り込んだのである。
耐用年数がくれば腐ってしまい、処分に困ることが多かった木造ベンチだが、初めから薪での処分を前提に、薪をベンチとして提供するという仕掛けを思いついた爺さんである。
たかが薪、されど薪・・・恐るべき発想だ!・・・ん?(片岡正法/NPO法人土佐の森・救援隊理事長)
◆NPO法人土佐の森・救援隊は・・・
モリ薪宅配サービスセンターを設置しました。