発信<2017.1.5.1.4>
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■新聞記事から(2011.3.17/岩手日報)
300人が非難した大槌町の安渡小。雪に覆われた校庭で、避難住民は廃材をまきにしたたき火を囲み、暖を取った・・・
新聞記事から(2011.3.17/岩手日報)大粒の雪が降り続く中、たき火を囲み温まる避難住民=平成23年3月16日午後2時17分、岩手県大槌町・安渡小(「岩手日報」より)
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◆東北を疾駆する土佐のNPO(四宮成晴/2013春VOL53/えぬぴいOH!)
オレたちNPO法人土佐の森・救援隊は、得意とする地域再生を根底におく森林整備・林業再生システムを謳う。「土佐の森方式」を以って、東北支援を継続している。
3.11後、一週間。「なにかできないか!」、「オレたちにできることはないか!」をただただ思い、次々と当団体スタッフが吉里吉里地区(岩手県大槌町)に入っていく。
まず実践したことは、当団体スタッフと支援者・地域の方々が一緒にチェーンソーで瓦礫を薪にして、「薪の湯」を開設。その後、瓦礫の薪を30kg米袋に詰め込んで「復活の薪」にして販売、売上を支援金とする。
このとき一緒に活動してくれた地元の若手たちが地域のために継続的になにかできないかを提唱。オレたちは市民活動団体吉里吉里国の法人化を支援、ここ吉里吉里地区で協働のもと本格的な東北支援がスタートする。そして、現在吉里吉里地区に加え、宮城県気仙沼市、南三陸町及び登米市等で支援活動を続ける。
オレたちの東北支援、一過性のボランティアではない。今はやりの言葉でいうと持続可能な社会づくりを目指すために、当団体の活動目的である「林業と木質バイオマス利用を地域に取り返し、地域経営による雇用創出のもと、本来の林業、本来の地域自然エネルギー利用促進」を再構築するということだ。
さらに加えると、被災地域、自治体、企業・団体、NPO・市民活動団体等との雇用協働体制づくりのもと、持続可能な雇用・生業として確立させる活動とすることである・・・
東北を疾駆する土佐のNPO復興支援情報大災害と薪と限界集落・・・災害救援薪薪の湯(被災地支援プロジェクト「カッパ薪の湯」)
まき風呂ありがとう復活の薪家屋廃材「復活の薪」に(「讀賣新聞」より)