松崎武彦氏は環境問題に対する高知県産業として木質バイオマスの利用を中心に据えるのが良いのではないかと考え、その情報収集、発信、交流を推進してきました。
高知県を愛し、エコを推進しようという気持ちを高めていましたが、病のため2008年12月20日郷里つくばで突然の死を迎えました。それによって志が断たれましたが、死の一週間前でも東京で高知のエコショップを手伝っていたほどで、氏の心はあくまでも高知にあり、高知エコ県を実現したいと望んでいたと思います。
「
松崎武彦高知エコ基金」は、氏の遺志を活かし、氏の遺産を原資として、氏が抱いていた高知県のエコ推進の市民活動を支援するために設立されました。
NPO法人土佐の森・救援隊も平成23年度に『逆転の発想による中山間地域再生事業→小規模林業・木質バイオマスで全国百万人雇用の実現』というテーマで、60万円の助成金をいただいています。
松崎武彦氏には、平成15年のNPO法人土佐の森・救援隊の設立以前より森林ボランティア活動にも関心をいただき、何かとアドバイスを受けてきました。
かって高知県幡多林業事務所ではネット(HP、メルマガ、ブログまで)を利用して、様々な情報の集発信を行い、「
四万十通信」というネットワークを構築していました。そのネットワークに真っ先に参加していただいた方のお一人に松崎武彦氏がいました。「メルマガ、ブログを如何にして有効に活用するか」ということから始まり、ご専門のバイオマス関係の情報をたくさんいただきました。ご自身も、「四万十通信」にならい「バイオマス通信」を立ち上げ、氏の下に集まる多くの情報を、多くの方に惜しげもなく発信してくれました。
当時の「四万十通信」が発信した松崎武彦氏の「バイオマス通信」の一部が、バーチャル四万十川博物館に「特集:バイオマス松崎武彦」として収納されています。
現在、NPO法人土佐の森・救援隊が中嶋健造理事長を中心に「土佐の森方式(自伐林業)」として全国展開をしている『逆転の発想による中山間地域再生事業→小規模林業・木質バイオマスで全国百万人雇用の実現』の考え方を、松崎武彦氏が示唆してくれています。
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[「四万十川博物館」より]
■特集:バイオマス(松崎武彦)
松崎武彦氏 【
プロフィール】

バイオマス通信の主宰者、松崎武彦氏は平成20年12月に逝去されました。謹んでご冥福を、お祈り申し上げます。合掌。(四万十川通信)
【著書】
バイオマス通信 <森林県高知からのメッセージ>
(株式会社南の風社・刊)

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■バイオマス通信
第1号 バイオマス普及に必要な公的支援、最大の課題は集材
第2号 仁淀川地区における小規模林家およびNPOによる集材
第3号 小規模集材の成功とその意義
第4号 大規模伐採は地域の木材産業を救えるか?(1)
第5号 大規模伐採は地域の木材産業を救えるか?(2)
第6号 小規模ということ(中嶋健造:土佐の森・救援隊事務局長)