まずは、間伐(伐倒・造材)した材を土佐の森方式軽架線により搬出しているNPV活動の現場(司牡丹の森)から撮影に入りました。
次に、作業道を敷設している現場(谷岡青年の森)での撮影。
その後トラック(軽トラ&2㌧トラック)でA材・C材を土佐の森グループが協働で運営している地域材収集土場(木の駅ひだか)まで運び「NPV活動」&「C材で晩酌を事業」で、参加者がモリ券を受け取るところ、さらにそのモリ券でマチダ肉店で商品(地場産品の土佐和牛)に交換するところまで自伐型林業(土佐の森方式)の一連の流れを撮りました。
夕方、自伐型林業推進を決めた佐川町長堀見和道氏&NPO法人土佐の森・救援隊理事長中嶋健造氏のインタビューで終わりました。
自伐型林業を全国展開しているところも撮影したい、ということで岩手県遠野市へ取材に行くことになりました。林野庁の幹部にもインタビューするそうです。
テレビ番組は「MORNING SATELLITE」(ニュース モーニングサテライト)。朝一の番組ですが見られる地域の方はぜひ見てください。テレビ東京の放送日は3月19日(水曜日)とのこと、水曜日の朝の「モーニングサテライト」を是非ご覧ください。
マスメディアの「自伐型林業」の扱いについて、新聞は全国紙から地方紙まで、真摯に取り上げてくれていますが、テレビもやっと「自伐型林業」を正面から取材し始めました。これまでテレビにも「土佐の森方式」は何度も取り上げられましたが、森林ボランティア活動やモリ券、木の駅といった一部の取り組みばかりが取り上げられ本質に迫るものがありませんでした。いいことです。
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[参考]
■新聞に取りあげられた「自伐型林業」
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河北新報/社説(1012.11.26)
・
岩手日報(1013.4.28)
・
読売新聞/政治論評(1013.8.15)
・
神戸新聞/社説(1014.1.3)
・高知新聞/夕刊(2014.3.12)
[参考] *
WOOD JOB!(ウッジョブ)
■テレビ(NHK)に取りあげられた「土佐の森方式」
NHK(全国版/総合テレビ)が「NHK製作番組」で「土佐の森方式」を紹介してくれました。代表的なものは「
ご近所の底力」、「サキどり↑」。また、全国版の朝のニュース(
おはよう日本)では「限界集落対策(限界集落在宅高齢者薪宅配事業)」が取り上げられました。(これらは現在「NHKエコチャンネル」の動画で見ることができます。)
【写真】NHK製作番組(
サキどり↑)で、土佐の森方式の森林ボランティア活動(間伐・林地残材搬出・バイオマスエネルギー地域システム・森林証券[モリ券]制度など)を解説する中島事務局長。左は実践活動の収録で主役となった「林業女子」の
戸梶友子さん。
・NHKエコチャンネル
楽しく遊んで森を再生(林業女子の活躍、サキどり↑)
間伐材で高齢者を支援(限界集落対策、おはよう日本)