■司牡丹の森(木の駅ひだか&森援隊)
・月 日 : 平成27年4月6日~平成28年3月末日 (予定)
・場 所 : 佐川町「司牡丹の森」
・内 容 : 森林整備(間伐、搬出、運搬、研修会)
【写真】27フィールドの山土場となる広場。奥に見えるのは、毎年「安全祈願祭」を執り行う恵比寿神社・稲荷神社(撮影は片岡正法氏/木の駅ひだか)
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25年度の活動実績
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26年度の活動実績
【写真】安全祈願祭/神官は片岡隊員。(稲荷神社・恵比寿神社/25.4.10)
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◆第1回(4月6日/月)
参加会員は7名。
土佐の森方式による「森林整備協定」を締結して整備する「27フィールド」の開始です。森林所有者の立会のもとフィールド事前調査活動を行いました。午前中は前年度フィールドの残務整理。
◆第2回(4月27日/月)
参加会員は13名+特別研修生が11名。3班(針葉樹間伐/伐採班、広葉樹薪原木伐採/搬出班、A・C材搬出班)に分かれてのNPV活動。A・C材(認証材)を日高村の「木の駅ひだか」及び高知市の「丸和林業」へ搬送。総勢24名によるタフな研修会の一日でした。
【写真】広葉樹薪原木伐採/搬出班
【写真】A・C材搬出班(針葉樹間伐/伐採班の写真はありません)
◆第3回(5月8日/金)
参加会員は6名。林内作業車を使って、A・C材を直引きでの搬出&「木の駅ひだか」へ搬送。本日は写真担当者が欠席のため画像は省略。
◆第4回(5月11日/月)
【写真】27フィールドの山土場(広場)に集合の森援隊軽トラ軍団&さかわ戦隊
キコリンジャーの軽ワゴン車
参加会員は9名+特別研修生が10名。
3班(針葉樹間伐班、広葉樹薪原木伐採班、A・C材搬出班)でNPV活動。A・C材を「木の駅ひだか」へ搬送。
【写真】A・C材搬出班で林内作業車のオペレーターをする特別研修生の佐々木さん(
気仙沼地域エネルギー開発㈱)
◆第5回(5月18日/月)
参加会員は10名+特別研修生7名+一般研修生1名の総勢18名。
広葉樹(薪原木)伐採班と針葉樹伐採(間伐)班、及びA・C材搬出班の3班でNPV活動を実施。
A材を「仁淀川林産協同組合」へ、C材を「木の駅ひだか」へ搬送。
◆第6回(5月25日/月)
参加会員は7名+特別研修生<佐川町の
キコリンジャー>が2名。軽架線を架設してアンカー付近の支障木を搬出。大量のA・C材を「木の駅ひだか」へ搬送。
◆第6回(5月28日/木)
某中央官庁の広報担当者による自伐型林業の取材がありました。「モリ券発行の様子」と「限界薪の宅配」の取材を受ける予定でしたが、薪の宅配は突然中止となり、愛媛県境の限界集落(仁淀川町)まで宅配する予定だった「
ヒゲの神様」も当惑。薪の宅配は自伐型林業の範疇外ということのようです。宅配が範疇外ならモリ券も範疇外と思いますが、どうなんでしょうか?午前中だけでしたが取材とは関係なしに、林内作業車での直引きによる搬出活動、C材(薪原木)の運搬活動を、参加会員4名で実施。
◆第7回(6月1日/月)
参加会員は7名+特別研修生が2名<佐川町
キコリンジャー>。軽架線のアンカーを変更し、再架設。伐採班と搬出班での活動。A・C材を「木の駅ひだか」へ搬送。
◆第8回(6月15日/月)
参加会員は8名。活動は林内作業車での直引きによる搬出&間伐(伐採)及びミニユンボでの作業道づくり。搬出は、条件が良かったので全幹で集積して、そのまま林内作業車に積み込み、土場まで搬送。次回に架設する予定の第二軽架線のアンカーのところまで、ミニユンボで作業道(20m程)を敷設。
【写真】全幹集積・搬送
【写真】ミニユンボで作業道(20m程)を敷設(ノリピー作業道)
◆第9回(6月22日/月)
参加会員は8名+一般研修生が1名(久保/福島県)。
新しい軽架線(第2軽架線)を架設しての搬出活動。
急傾斜地で足場の条件が悪く、作業は苦戦の連続。で、2トンほどのA・C材の搬出しか出来なかったが、全て搬出材を「木の駅ひだか」へ搬送。
片岡氏の華麗なるユンボ操作技術により、ミニ作業道が完成。林内作業車が第2軽架線のアンカーの所まで行けることに。作業効率が大幅にアップしました。
【写真/右】足場の悪い第2軽架線。
◆第9回(6月24日/水)
参加会員は7名。第2軽架線エリアの搬出活動。水道管の上空の伐採木3本は、軽架線での搬出が難しく、後日、動滑車によるダイレクト搬出をすることに。その3本以外は全て搬出したので、足場が悪いこともあり第2軽架線は撤去。次回は第3軽架線を架設して搬出活動を行うことになります。A・C材をトラック3台に満載して「木の駅ひだか」へ搬送活動。
【写真】第2軽架線のアンカー付近。急傾斜地にかろうじてある平坦地。
◆第10回(6月29日/月)
参加会員は6名。第3軽架線を架設しての搬出活動。地形が急峻で、中々思うようには作業が進まない。軽トラ1台のC材と2tトラック1台のA材を「木の駅ひだか」へ搬送。水道管の上空の伐採木3本の内の1本を3倍力の動滑車で処理。
◆第11回(7月27日/月)
参加会員は9名。35度以上の猛暑日で、熱中症を気にしながら(水分・塩分をこまめに補給しながら)のNPV活動。研修用に残していたエリアの伐採、及び軽架線(補助線バージョン)を使用しての搬出活動。トラック3台のA・C材を「木の駅ひだか」へ搬送。
【写真】第2軽架線のアンカー付近。
◆第12回(8月3日/月)
参加会員は10名。軽架線(2本<50m、20m>の補助線使用バージョン)での搬出活動。35度以上の猛暑日で、全員バテバテ。で、昼食は土用丑の日ということで「特上うなぎ丼」。3台のトラックで、A・C材を「木の駅ひだか」へ搬送。
◆第13回(8月10日/月)
参加会員は9名。軽架線による搬出。NPO法人土佐の森・救援隊鎌倉支部長の野村さんが参加。
◆第14回(8月17日/月)
参加会員は8名。伐採班と軽架線による搬出班に分かれての活動。搬出は、最深部手前の間伐材を、2つの補助線を使っての少々ややこしい設定で行い作業効率は半減。で、林内作業車2台分のA・C材(3トン程か?)しか搬出できず3台のトラックで「木の駅ひだか」へ搬送。最深部の間伐材をスムーズに搬出するため、20m程の作業道を敷設することに。
◆第15回(8月22日/月)
参加会員は10名。見学者が3名。片岡駅長の施工による「土佐の森方式作業道」が完成。20m程でしょうか?写真の上方に見られます。難工事箇所が1箇所ありましたが、とにかくスイッチバックで林内作業車が上段のお花畑候補地まで行けることに。ここを拠点(軽架線のアンカーをとります)に、今年度フィールドの最深部にある間伐材を搬出する予定。
【写真】懸案だった水道管上方の2本の伐採木を動滑車を使い何とか無難に搬出。
【写真】佐川町地域おこし協力隊の山崎さんは、NPV活動に初参加。土佐の森方式の象徴「モリ券」を手に、にっこりの彼女は「
こうち森林救援隊」の定例活動にも参加しています。業務で行っている自伐型林業の実践と普及は云うに及ばず、土佐の森グループが行っている「森林ボランティア活動」にも興味があるのでしょうか?
◆第16回(9月7日/月)
参加会員は8名。対岸の間伐木(2週間前、佐川の
キコリンジャーに所属の
山崎隊員が伐採したヒノキの大径木)を補助線を巧みに使用して軽架線で搬出。山崎隊員に、自分が伐採した大径木をどのように搬出するかを体験して欲しかったけれど、本日は欠席で残念でした。2t&軽トラック各1台のA・C材を「仁淀川林産協同組合」と「木の駅ひだか」へ搬送。過日、
研修生として受け入れた福島の久保さんから美味しい梨が宇都宮隊員に届き、本日参加の隊員みんなに差し入れしてくれました。全員がその梨を持っての集合写真です。「福島の久保さん、美味しい梨を送ってくれて有難う!(隊員一同)」
なお、久保さんは土佐の森研修会に参加した折にゲットしたモリ券(10枚)で、高知県の地場産品(ごっくん馬路/馬路村、かまぼこセット/高知市、うなぎ蒲焼セット/四万十町)を注文しました。モリ券通販
はこうち自然村が斡旋しています。
【写真】対岸での補助線使用バージョンの軽架線での搬出。
【写真】林内作業車への積み込み運搬。
【写真】2トントラックへの積み込み運搬。
【写真】軽トラへの積み込み運搬。この軽トラは宇都宮さんの龍馬号。聖子姫の初荷、初めての
C材で晩酌を!事業です。ところで、嬉しい晩酌はビールでしょうか、焼酎でしょうか、はたまた司牡丹の森にちなんで「
司牡丹の仁淀ブルー/の
間伐道」でしょうか?「木の駅ひだか」へ持ち込むC材は晩酌代ほどですので、当然法定重量は守ってます・・・ん?
◆第17回(9月14日/月)
参加会員は7名。補助線を使いやすくするため、現在設置している軽架線の先端アンカーを多少伸ばしての搬出活動。補助線の使い勝手が良くなり、大量の間伐材を長材のまま動かすことができました。基点アンカーの平坦地からは、ノリピー作業道を使って山土場(広場)まで、林内作業車で運搬。広場で造材して、A・C材を「木の駅ひだか」へ搬送。
【写真】ノリピー作業道
◆第18回(9月21日/月)
参加会員は7名。最深部の間伐木を複雑な補助線使用バージョンの軽架線でもっぱら搬出。2台の軽トラでC材を「木の駅ひだか」へ搬送。
◆第19回(10月5日/月)
参加会員は8名。複雑な補助線使用バージョンの軽架線でもっぱら搬出活動。2t&軽トラック各1台のA・C材を「木の駅ひだか」へ搬送。
【写真】片岡ミニ作業道を長材のまま林内作業車での搬出。
【写真】トラックへの積み込み。
◆第20回(10月12日/月)
参加会員は8名。前回、牧野公園管理者に頼まれて、林内花壇に隣接したヒノキを伐採しましたが、本日は軽架線での搬出を中断して、そのヒノキを直曳きで長材のまま搬出。3台のトラックでA・C材を「仁淀林産協同組合」&「木の駅ひだか」へ搬送。
◆第21回(1月4日/月)
参加会員は9名+一般参加3名。安全祈願祭のあと、牧野公園から依頼のあった大スギ、広葉樹、ヒノキ数本の伐採を実施。公園内のため伐採木の枝葉を片付ける必要があることが終了間際に判明して、急遽12日(火)に実施することに。特別NPV活動で行います。
◆第22回(2月1日/月)
参加会員は9名。軽架線の研修会を兼ねて、補助線使用バージョンで最深部の伐倒木を長材のまま搬出。4台のトラックでA・C材を「仁淀川林産協同組合」&「木の駅ひだか」へ搬送。研修生は滋賀県甲賀町の15名。
◆第23回(2月8日/月)
参加会員は6名。現在、軽架線を架設している現場の最終回。すべての間伐木を搬出し、トラック3台でA・C材を運搬。軽架線も撤去。
◆第24回(2月15日/月)
参加予定会員は8名。牧野公園内の牧野富太郎墓所近くの支障木を伐採。6台のトラックでA・C材(薪の原木)を「木の駅ひだか」へ搬送。
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[28年度]
・6月15日(水)
参加会員は3名。雨天の為、土佐の森研修会の軽架線現地研修は中止。カッパ組の3名が軽架線を使わず直引きでの搬出活動。軽トラ1台のC材を「木の駅ひだか」へ搬送。土佐の森研修会は座学のみ。
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土佐の森研修会
・月 日 : 平成28年6月22日(水)
・内 容 :
軽架線&
モリ券システム)
スタッフ:
四宮先生、坂本、田植、小嶋、松本
研修生は、むつみ林業振興会/山口県)19名
[参考]
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協賛金とモリ券システム
・6月27日(月)
参加会員は5名。軽架線を使って、27フィールド最深部の間伐材を搬出。
・7月4日(月)
参加会員は7名。前回、ほぼ熱中症の若者が欠席の中、本日も猛暑日で参加のシニアは熱中症寸前でバテバテ。それでも2台の林内作業車(軽架線)を駆使してA・C材を搬出、トラック3台で「仁淀川林産協働組合」「木の駅ひだか」へ搬送。
・7月11日(月)
参加会員は7名。2台の林内作業車でもっぱら搬出活動。
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[話題]
◆平成28年安全祈願祭を執り行いました。
年頭恒例の安全祈願祭を佐川町牧野公園内の稲荷神社・恵比寿神社で開催しました。今年も荒木神官が欠席のため、片岡神官補(もどき ん?)が執り行いました。
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25フィールドの実績
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26フィールドの実績
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[広告] こうち自然村
■司牡丹・仁淀ブルー「10時までよ!」「間伐道」(須崎市駅前/徳久酒店)
司牡丹の森・NPV活動(毎週月曜日)が始まったことを記念して、司牡丹・仁淀ブルー「10時までよ!」「間伐道」が徳久酒店から販売されています。仁淀ブルーの「色モリ券」で交換することができます。(1枚で720ml1本)
仁淀ブルーの色モリ券を持っている方も、持っていない方も、メールでお申し込みください。 ん?
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写真は高橋宣之氏。日本一の清流仁淀川の美しさを知り尽くした写真家と言われている高橋氏は、平成24年3月放送のNHKスペシャル「仁淀川~青の神秘~」の撮影にも携わられました。化粧箱のメインに使われている写真は、まさに同番組で全国に衝撃を与えた神秘の美しさ、これぞ「仁淀ブルー」と言える水中写真の1枚です。(「司牡丹HP」より)
【写真下】ほんとの「司牡丹・仁淀ブルー」のラベル。
カワガラスが「仁淀ブルー」の川に飛び込んだ、まさにその瞬間。地上では全身真っ黒で地味なカワガラスが、仁淀川の中ではブルーとシルバーのコントラストの美しい翼をまとい、一瞬天使のような輝きを放つのです。そんな瞬間の輝きを感じながら、「司牡丹・仁淀ブルー」をご堪能いただけましたら幸いです。(同)
注:このラベルの「司牡丹・仁淀ブルー」が欲しい方は
徳久酒店に、ご注文ください。
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[ひとくちメモ]
■仁淀ブルーの
色モリ券とは?
【写真】平成24年4月から発行されている「仁淀ブルーの色モリ券」=「青モリ券」
このモリ券によって、さらに地元で取り扱う産品の消費がすすんでいます。
(普段の買い物では、外国産の安い「すき焼き用牛肉」を購入する主婦が、この「青モリ券」で、すき焼き用の牛肉を求めて
マチダ牛肉店に行くと、必ず高知の地場産品「土佐和牛」の最高級品と交換するのは何故でしょうか?これが、地場産品の消費をすすめる「モリ券の偉力」です。)