<2017.6.20.1.41>
■こうち森林救援隊<オンちゃん部隊>では・・・
隊員の友人知人から台風による風倒木の処理(伐採・搬出・搬送)を始め、様々な森林・樹木などに関わる「ご近所の困りごと」の処理依頼が舞い込み、所有する機械力(林内作業車<軽架線>、2tユニック、軽トラ、チルホール)等を総動員してボランティア的(シルバー人材的)に解決してあげる活動を展開しています。
「木の駅ひだか」にも、近頃そのような様々な「ご近所の困りごと」のお助け活動の依頼が多く、義を見てせざるは勇なきなりの精神で、薪林業の一環として
お助け活動で対応しています。
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◆春野運動公園整備編
・12月12日(火)
本格的な伐採木の搬出・搬送作業の開始。搬出作業はメインの主索を張り、土佐の森方式軽架線を使って引き出す作業。駐車場脇まで引き上げた材は、臨時の土場に一時集積。後は、ユニックのクレーンで引き上げ積み込みます。
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・12月14日(木)
広葉樹の皆伐作業。薪材として引き取りたいという
空師/棟梁(山崎氏)が参加し、気持ち良さ気に次々と伐倒。後は搬出作業ですが、足場の悪い土場での作業となり中々大変な作業となりました。薪の原木として活用するために「木の駅ひだか」へ搬送。
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◆円行寺の風倒木整備編
・12月13日(水)
円行寺の山桜の里では、シンボルとして残していたスギや広葉樹が台風21号の強風で軒並み倒れ、山主さんの要請に応えての伐採処理。搬出はできないので枝葉を落として横積みにして完了。スギの処理には苦労させられたが、午前中の内に予定の作業を済ませて解散。
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◆稲生山整備編
・ 12月15日(金)
オンちゃん部隊のメンバーである新本さんのお知り合いからのご要請にお応えして、近隣の畑などへの陽の光を遮っていたヤマモモと孟宗竹などの除伐採作業。ヤマモモは北斜面にあって、株元の直径は60cm超え、樹高は15m程の大木。幸いなことに主幹部は倒すべき山側方向に傾斜しており伐採そのものの難易度は低かったのですが・・・問題は、伐採後の整理作業にありました。機械も入れることができない山道ですので、頼りはチルホールと人力のみ。やっとの思いで、指定された集積場所へと収めることができました。
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◆水源の森編
日本列島を襲った台風21号<10月22日>による信じられないような被害。現場に到着してみるとこうち森林救援隊が5年間かけて丹精込めて整備してきた「水源の森」の被害も甚大なものとなっておりました。S字カーブの上部のスギ林は一体どれ程の木が倒されているのか検討もつかない状況。また、奥の貯水槽へと続く作業道には風倒木が幾重にも倒れ掛かり、通行はできなくなっておりました・・・
・風倒木被害に言葉を失う
林内の奥へと入ってその被害の実態を目の当たりにすると、自然の猛威に脱帽です。これまでの5年間の苦労は一体何だったのかと、茫然自失状態となり暫し言葉を失ってしまいました。 (中川睦雄/事務局長)
詳しくは、
ここから水源の森での作業(災害対応/ご近所の困りごとお助け活動/2017.10.31)も、台風の置き土産となった風倒木の整理でした。
株元直径50cm余りの杉の大木が、いとも簡単に倒されるとは一体どれほどの風が吹き付けたのでしょうかねぇ。
100年の森づくりを目指して大切にしてきた木を切るのは、断腸の想いが過ぎりますが仕方ありません。せめて、利活用を図るべく搬出させていただきました。
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