発信<2017.2.1.22.28>
◆モネの森では、A材林業/C材林業を自伐林業で森援隊が行っています。
森援隊のホームフィールド/モネの森では、これまで「
ひとり自伐林業」、「
家族自伐林業」、「
寄り合い自伐林業」が行われてきました。
このうち、森援隊が関与するのは隊員が参加した場合の「寄り合い自伐林業」だけです。故好永隊員がご健在の頃は多くの隊員の皆さんが参加して土佐の森方式による「寄り合い自伐林業」が行われていましたが、好永さんが身罷ってからはほとんど隊員の参加がなく、森林整備活動はもっぱら「ひとり/家族自伐林業」で行われています。
そのようなことから、平成30年度の「モネの森」の活動は、モリ券発行の経済的負担が厳しくなったこともあり、森援隊による土佐の森方式「寄り合い自伐林業」(NPV活動)は中止します。「ひとり/家族自伐林業」はモリ券を発行する必要がないので、「モネの森」の森林整備活動は、30年度以降も「ひとり/家族自伐林業」で継続的に続ける予定です。
◆29年度モネの森での森林整備活動・・・
ここから・平成29年9月21日(木)
参加会員は2名。A材を森連奈半利共販所に搬送。あわせてC材(枝葉)を「丸和林業高知事業所」に搬送。
【写真】高知県森連奈半利共販所(奈半利町)
木の駅ひだか田野分駅の山土場に集積されたA材(ヒノキ)を「
マッサンの愛用車」で森連奈半利共販所へ出荷。1.5m3程でしょうか。ヒノキの上質材ですので、金額にして2万円前後と思われます。1日の一人分の所得としたら上等ですが、これも「ひとり自伐林業」だからです。
植えて育てて50年、立派に育ったヒノキを何日かかけて伐採・搬出・搬送して1,5トン車満載で2万円の収入・・・賃金を出しての雇用で行っていてはとても採算に合うものではありません。この価格ではボラバイト、ボランティア活動でも赤字になります。
これが、「森援隊」及び「木の駅ひだか」がA材林業からの撤退を
検討している理由です。
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・平成30年3月17日(土)
・場 所 : 田野町「モネの森」
・内 容 : 土佐の森方式による森林整備(搬出・搬送)
参加会員は一人の
ひとり自伐林業。C材を「丸和林業」に搬送。
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・平成30年3月15日(木)
参加会員は3名+三つ子ちゃんでの
家族自伐林業。森援隊はひとり自伐林業にはモリ券を発行しませんが、家族自伐林業にはA材・C材を財源としてモリ券を発行しています。三つ子ちゃんも「こどもモリ券」かと思いきや・・・(モネの森ではお手伝いではなく、ただ遊んだだけなので「こどもモリ券」の発行はなし)。三つ子ちゃんも参加?(林内作業車に乗って)して、A・C材を山土場まで搬出。
枝葉も搬出する「まるごと集材」で、タンコロとともに丸和林業に搬送。
自伐林業でしか出来ない林業スタイルです。
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◆平成30年3月13日(火)
参加会員は1名で正真正銘の「ひとり自伐林業」です。
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・平成30年3月11日(日)
参加会員は1名。で、今回も「
ひとり自伐林業」です。森援隊は「ひとり自伐林業」にはモリ券を発行しません。A材・C材はもとより枝葉タンコロまで全てを搬出する「まるごと集材」です。木の駅ひだか田野分駅の山土場に集積。
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◆故好永隊員が参加した「モネの森」での森林整備NPV活動(森援隊)
・平成25年12月28日
参加者は会員7名。椎茸原木(クヌギ)の造材&大径木の伐採。軽トラ2台分のC材(椎茸原木)を「木の駅ひだか」に搬送。C材は、1月に「椎茸原木市(入札方式)」で希望者に配布しました。
【写真】椎茸原木(クヌギ)の造材。
【写真】大径木の伐採。大型チェンソーを扱うのは故好永隊員(当時、森援隊の副隊長)です。
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◆モネの森・・・
ここから~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~