薪林業/最新情報(平成30年9月ー③)
機関誌:メルマガ薪林業(ブログ編集局/木の駅ひだか)
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衝撃的な森林崩壊(土砂崩れ)の写真が新聞に掲載されました。(高知新聞/2018.9.7)
写真の説明には『山の至る所で土砂崩れが発生した北海道厚真町』とあります。
記事には『深い緑の木々に覆われた山の斜面は至る所で崩れ落ち、茶色の山肌がむき出しになっていた。』さらに『大規模な土砂崩れが発生した厚真町吉野地区では、山の片側の斜面がほとんど崩れ落ち、大量の土砂と倒木が麓の集落を襲った。』と説明しています。
写真で見る限り、この森林崩壊は豪雨と地震という起因が違うこともありますが「
九州北部豪雨災害」、「
西日本豪雨災害」の森林崩壊とは全く違うタイプのように思えます。「沢抜け」でないことは一見して分るし、単なる「表層崩壊」、「 深層崩壊」でもないように思われます。
このようなタイプの大規模な森林崩壊は厚真町のこの地区(吉野地区)だけなのか近隣市町村でも発生しているのでしょうか?とにもかくにも、豪雨によらず地震で山の至る所で同時多発的に一斉に土砂崩れ(森林崩壊)が発生するというこのタイプの森林崩壊がどのようなメカニズムで起るのか専門家の解説を頂きたいものです。(NHKの「クローズアップ現代」などでとりあげてくれることを切に希望します。)
(私見ですが、この写真で見た感じでは崩壊した上部が綺麗に等高線に沿って直線的になっているところが気になります。この場所に林道なり作業道が通っていて、その崩壊が大規模な土砂崩れを誘発させたのでは、と机上の空論的に推察します。)
いずれにせよ、次に起こるとされている大震災「南海トラフ地震」で今までにない「揺れによるこのタイプの森林崩壊」が起こりうるなら、森林崩壊に伴う土石流災害に対する新たな認識・対処の仕方、回避・避難の方法などに大きな影響を及ぼすことは間違いありません。今回の北海道地震(厚真町吉野地区)における「森林崩壊の原因究明・メカニズムの解析」が急がれます。
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