薪林業/最新情報(令和元年6月ー①)
機関誌:メルマガ薪林業(ブログ編集局/木の駅ひだか)
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薪林業とは、製薪業における原木を調達するために行う林業(林産業)、及び薪製造・販売業(特用林産業)のこと。主として間伐・皆伐跡地の林地残材を搬出・運搬作業、及び広葉樹林を伐採・搬出・運搬作業、そして特用林産物としての薪製造・販売業を行います。
薪林業が扱う木材(原木)は「
炭林業」同様、C材です。現在の経済的状況下では正業(アルバイト)にはなりえませんが、副業的(
ボラバイト)には自伐林業(自伐型林業)として薪林業を行う場合は、炭林業と同じく採算性(コスト/損益計算)をクリアー(無視)できるので成り立ちます。
また、薪の製造・販売業は、製造についてはある程度計画性をもった経営をすることが出来ますが、販売については造った薪の流通・販売戦略を確立しなければ健全な経営は出来ません。
ストーブ、ボイラー、風呂、業務用などの需要(市場のパイ)はそれほど大型とはなりえませんし、その需要形態は極めて特異なものですが、隙間産業としての採算性は充分にある業種と考えます。
【写真】
薪の直販所(良心市)「
木の駅ひだか」
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◆土佐の森グループと「薪林業」について
NPO法人土佐の森・救援隊では平成22年2月28日に副業型自伐林家養成塾講座の一環として、高知県での「薪林業」の可能性について探るため『
薪祭り』を開催。以来、月一のペースで開催し、平成31年2月で第107回<平成最後の、そして土佐の森グループ最後の薪祭り>になりました。
この「薪祭り」への参加者がベースとなって平成22年11月23日に「土佐の森・薪倶楽部(代表・四宮成晴)」が発足しました。
20名ほどで発足した土佐の森・薪倶楽部の会員は平成の最後には400名近くになりました。諸般の事情(当初の設立目的を達成したこと、会員の適正管理が困難になったことなど)により平成31年3月30日をもって発展的に解散しました。同年4月1日には後継団体『令和薪倶楽部』が発足し、「木の駅ひだか」と協働で薪林業の関連事業(活動・業務)をすすめています。
◆令和薪倶楽部・・・
ここから【写真】みんなでつくるモリ薪・・・
第3回薪祭り(2010年9月23日/朝日新聞)
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薪で元気になる!(農文協)
【写真】薪倶楽部の例会=
薪関連活動(薪づくり、薪の原木確保、薪の宅配、薪の消費など)
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[広告] こうち自然村
■薪の直販所(高知県日高村「木の駅ひだか」)
【写真】薪の直販所(良心市)「
木の駅ひだか」・・・
地図(JR土讃線岡花駅西方800m、ローソン日高店の北100m)
「木の駅ひだか」では、良心市形式で薪の直販をしています。(通販・宅配も)
価格は、普通薪<広葉樹ミックス>1コンテナ=800円 (針葉樹薪/ドルフ薪は1コンテナ=300円)
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薪の価格 ~~~~~~~~~~~~~~~~
■モリ薪
「木の駅ひだか/薪の直販所」では、モリ券で交換できる「モリ薪」も取り扱っています。
・モリ薪とは?・・・
ここから・モリ薪アラカルト・・・
ここから~~~~~~~~~~~~~~~~
◆モリ薪のモリ券での交換レート
・モリ券1枚(1モリ)で、3コンテナのモリ薪と交換できます。
モリ薪をご希望の方は、まずはモリ券を入手してください。
[モリ券の入手方法]
①土佐の森グループが主催する森林関連活動に参加する。(モリ券が発行されない活動もあります。令和薪倶楽部の「薪づくり」はモリ券発行の対象活動です。)
②モリ券の発行・管理をしている「モリ券基金」に出資する。(1口2000円で1枚のモリ券が発行されます。モリ薪と交換する場合は若干のプレミアム/ディスカウント)
モリ券については「モリ券基金(0889-24-5111/西本・木の駅ひだか内)」か、こうち自然村「こうち自然村事務局」(090-7579-2116/松本)までお問い合わせを。
【写真】
田野薪宅配センター(木の駅ひだか田野分駅)。良心市形式(農産物との物々交換形式も)で直販もしています。
・所在地案内 : 高知県田野町大野「田野薪宅配センター(木の駅ひだか田野分駅)」内・・・
地図~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~