■間伐材の搬出技術研修会を行ないました。
NPO土佐の森・救援隊は、「間伐によって伐採された木を使うことが、山を元気にする」という信条でボランティア活動を、行なっています。
こうち森林救援隊でも、間伐した木材は積極的に利活用する方針で、活動をすすめたいと考えています。ということで、今回(12月25日)高知市土佐山の市有林で、土佐の森・救援隊の協力により、林内作業車を使った「間伐材の搬出研修会」を、初めて開催しました。
これから、森林整備(間伐)をするフィールドで、間伐材の搬出が可能なところは、積極的に搬出活動を行なう予定です。現在、こうち森林救援隊が高知市と森林整備協定を締結し活動中の、高知市土佐山菖蒲の山林は、作業道が林内に通っているので、間伐材の搬出が可能です。
研修に参加した隊員は、丸一日の研修で、搬出技術をマスターしましたので、今後も間伐材が搬出可能なところは、どんどん搬出して、丹精込めて育てられた木材を、積極的に利活用してゆきたいと考えています。
木材を利活用することが、間伐することにまして環境保全の役に立ち、そして、いささかでも地域経済の活性化に貢献できる、と思っています。
(中川睦雄:こうち森林救援隊副隊長/事務局長)