■放置人工林、再生の方法:鋸谷式間伐

人工林を手入れせずに放置しては木の価値はあがりません。人工林を経済林としての価値を高めると同時に、環境林としての機能を効率的に高める」という課題を考えてみませんか。このことについての実践間伐研修会を行います。
「NPO土佐の森・救援隊」と「こうち森林救援隊」では、いの町本川の「未来の森」での、鋸谷式間伐実践研修会への参加を呼びかけています。
一般の方、どなたでも参加できます。参加希望の方は、事務局まで連絡を、お願いいたします。なお、この研修会は、森林環境税による、こうち山の日推進活動事業の一環として行われます。(中嶋健造)
◆概 要
・日 時 : 9月24日(日曜) 9時から15時
・場 所 : いの町本川「未来の森」(参加費:無料)
・研修会 : 鋸谷式間伐の実践研修『これならできる山づくり』
・主 催 : NPO土佐の森・救援隊
◆申込み/問い合わせ
NPO土佐の森・救援隊事務局(中嶋)
TEL 090-8973-5752
メール
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[ひとくちメモ]
■鋸谷式間伐
「より太く、より長く、より多く」という林業を追求し、必要以上の長さと材積を求めた結果、多くの人が過密な人工林が普通の状態だと勘違いしはじめました。
過密な林分と下層植生豊な山、というのは、よほど特殊な場所を除いては両立しません。木材生産の視点では、すばらしく手入れされた山も、「鋸谷式・植生荒廃判定表」では、「不健全な森林」に入る場合があります。
「植生の荒廃森林」は間伐手遅れで、林床の植生もなく、根が洗われている人工林(線香林)をイメージしてください。「不健全な森林」「植生の荒廃森林」を甦らせるのが「鋸谷式間伐」です。(鋸谷茂氏の「新・間伐マニュアル」より)
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鋸谷式間伐マニュアル
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ブログ:四万十通信」に掲載します。
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