■こうち森林ボランティア祭り・07(高知市鏡梅ノ木)<2>
平成19年11月3日(土)、衛生機器のトップメーカーであるTOTO株式会社が行っている水環境基金の支援を受けて、『こうち森林ボランティア祭り・07』を高知市鏡の梅ノ木地区にて、盛大に開催しました。
当日は、文化の日ということで高知県下のいたる所で様々な催しが開催されており、参加人数の減少も懸念されていましたが、およそ150名近くが梅ノ木地区に参集、抜けるような青空の元で山里の秋の一日を満喫しました。
開会式の後、午前中は間伐体験や植樹体験、木工(竹細工・ログハウス)体験の3班に分かれての作業、昼食後は木工製品や地場産品等の販売も行い、午後3時過ぎには無事終了しました。
今回参加のTOTO㈱の関係者(8名)の方々にも、本格的な間伐の体験や木工、竹細工などにもチャレンジしてもらいましたが、大阪から参加の中村・松山のお二人はマイスプーンを手にご機嫌の様子で、次回は友達も連れて参加したいと、又、高知営業所の小林さんは、すっかり間伐の虜となったようで、次回のこうち森林救援隊の活動にも是非参加したいとの感想も寄せていただくなど、今後の活動の裾野の拡がりを感じさせる素晴らしい内容となりました。
【写真】開会式での中川こうち森林救援隊副隊長の挨拶。
◆間伐体験班
プロの山師となった、三浦隊員による講習会。安全が第一! 時間がかかっても基本に忠実に・・・!
大阪から参加のお二人(中村さん、松山さん)は、チェーンソーを持つのは初体験ですが気後れすることなくやる気満々でした!
間伐開始~!と、思いきや、早くも掛かり木に・・・!プロでも混み合った林では、掛かり木は当たり前です。後処理をしっかり行い、安全作業に徹しましょう!
◆植樹体験班
川村隊員の指導の下、植樹開始。今回は、モミジとツツジを各15本、合計で30本の苗木を植えました。
間伐後の林内に植樹することにより、将来の針・広混合林化を目指します。
幼い子どもたちも参加。将来の美しい森を目指して一本一本を大切に・・・、その想いが優しい手から伝わります!
植樹班、全員集合!子どもさんを連れての参加に感謝です・・・!将来を託せる大人に育って下さいますように~!
◆売店コーナー
お楽しみの昼食タイム。今年の豚汁のお味はどうですか・・・?そんな野暮な話はなしですよ。誰が作ったと思っているんですか・・・?地元の婦人会のおばちゃんの味に変わりはありませんよ~!カレーライスのコーナーでは、少し辛めの仕上がりで大人は喜んだようですが・・・、子どもたちには不満もあったようです。来年は、甘口も用意しましょうか。本格喫茶コーナーでは県庁前で喫茶を開いている「コスモ」のママさんが今年も協力してくれました。香り高い本格コーヒーが楽しめ、会場を盛り上げてくれました。
◆地場産品コーナー
旧村(鏡村)だけでなく、全市いや全県的にも有名になった、ガニ越地区農地利用組合の皆さん方です。日頃の活動へのご協力、本当に感謝申し上げます。