土佐の森・救援隊のNPV活動がNHK広島放送局のテレビ番組に登場します。先日、いの町本川の「未来の森」や高知市の「暮らしの楽校」、いの町のとんかつ屋「芳松」等で収録がありました。主役はなんと「ボラバイトチーム」の代表・田所隊員です!
【写真】弁当を抱えてご機嫌の田所隊員
放送される番組は『ふるさと発スペシャル:ちゅうごく再生プロジェクト』(下記「ひとくちメモ」参照)という特集番組。
土佐の森・救援隊のNPV活動、特に「C材で晩酌を!事業」「モリ券」がふるさとを再生するキーとして注目され、わざわざ広島から取材に来たものです。
放送日は7月4日(金)、しかし中国5県での放映で、高知県では残念ながら、見られないようです。(中国地方の方、誰かビデオに撮って、送って・・・!)(中嶋健造<いの町>)
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■写真集:収録風景(いの町/未来の森)
「未来の森」の最深部の搬出風景。この場所は作業道も作設出来ず、切り捨て間伐もやむなしと思われていたところですが、軽架線(100m)と繋ぎワイヤー(80m)とスリングベルト・滑車の組み合わせで、ジグザグに経由させながらの搬出。作業は熟達の勘と腕力が必要なため、熟達の「セカンドワークチーム」のメンバーズ(江渕氏、田植氏、松本氏)と、腕力の「若者アルバイトチーム」の伊東さんです。
ウインチの操作は「セカンドワークチーム」代表の職人・好永さんと「地元自伐林家チーム」の山師・山中さんです。
土佐の森方式の簡易架線でA材+C材を搬出。小さいウインチですがなかなかパワーがあります。
林内作業車での運搬。NHKの撮影隊(3名)は、間伐の伐倒作業から林地残材の搬出・運搬まで、一通りNPV活動の全般を収録しました。
インタビューを受けているのは、「若者副業チーム」のリーダー・三浦君です。
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[一口メモ]
■ふるさと発スペシャル:ちゅうごく再生プロジェクト
「里山を救え! ~都市住民の力をどう生かす~ 」(制作:NHK広島放送局)
【本放送】平成20年7月4日(金)午後7:30~8:43<中国地方向け>
【再放送】平成20年7月5日(土)午後3:05~4:18<中国地方向け>
中国地方が直面する課題の解決策を探る「ちゅうごく再生プロジェクト」。今年度の2回目は、里山再生に向けた議論を行います。
山あいの傾斜地に作られた棚田、そしてスギやヒノキの人工林。中国地方のおよそ8割を占め、人が手入れを行うことで美しい姿を保ってきた里山がいま、過疎・高齢化や農林業の不振などにより、急速に荒廃が進んでいます。里山の崩壊は中山間地域の人々の問題にとどまりません。山が保水力を失った結果、土砂災害や洪水が起きやすくなり、下流域にも影響が出始めているのです。
いまや街に暮らす人たちにとっても無関心ではいられない課題です。どうすれば山林や棚田を再生することができるのか。そのカギを握るのが「都市住民の力」の活用です。番組では、里山の荒廃に悩む中山間地域の人々、そして都市住民の力を生かし荒廃に歯止めをかけた人々などがスタジオに集まり、里山再生へのヒントを探ります。(「
NHK広島放送局HP」より)
(スタジオには四宮隊員が参加しました。)
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