工事現場でよく見かけるバックホー(ユンボ)に代表される掘削、積み込み、運搬、整地作業に係わる建設機械の技能講習を受けて、運転免許証ともいうべき『修了証書』を得ることが出来ました。
雇用関係のない、つまり労働安全衛生法に関係のない作業では不要との見解もある一方、建機リース会社によっては、当資格がなければ重機を貸さないという話もあります。
そのような中、会員の皆様の中にはこの受講を望まれる方が、潜在的に多いようですので、参考のため「重機運転資格を得るためのステップ」をシリーズ化して情報提供します。

【写真】修了証書(大)と現場携帯用の修了証(小)
※労働安全衛生法及び同規則に基づくもので、運転免許証のように更新の必要なく一生ものです。
2 教習機関と申し込み方法
高知工科大学の西方、香美市土佐山田町大平80番地の森林研修センターで、財団法人 高知県山村林業振興基金が運営する高知県林業労働力確保支援センター(高知労働局登録研修機関)の主催講習に参加。ここは受講料が格安なので人気も大。
申し込み様式は「
高知県林業労働力確保支援センター」でダウンロードしてFAXでOKです。FAXの送り状に、森林ボランティアとしての活動実績、思いを記載しておくことをお勧めします。
3 講習の概要
このコースの定員は、わずか10名につき何ヶ月も手前から申請しないと、なかなか順番が回ってきません。私の場合5月受講を希望し、2月に申請してアウトで10月になっていましたが、ドタキャンが入ったため、5月に繰上げ受講できたもの。
運営団体の趣旨からいって、当然林業関係の若い基幹労働者(森林組合所属の20代とか)が最優先され、森林ボランティア(リーダー的存在)は、一応受け入れ表明をしているものの後回し気味、或いは余裕枠があったら受講OKの運営姿勢です。この場合でも熱心に活動している団体に加入していることが必須です。単に重機の運転資格を取りたいという個人的な動機表明だけでは、門前払いになるでしょう。NPO土佐の森・救援隊や、こうち森林救援隊クラスの知名度ならフリーパスの感触です。
受講料は今年アップしたといえ、14,000円と割安です。NPO法人土佐の森・救援隊の会員ならば「土佐の森資金」(寄付等による資質向上支援資金)で研修費用を全額負担してくれます。これは本当に助かります。この制度の活用は、お薦めです。
今回受講した「車両系建設機械運転技能講習」については、年3回開催。
Aコース=5月 Bコース=10月 Cコース=翌年の1月
月曜日から金曜日までの5日間で、遠方の人は当センターに宿泊も可能(賄い付き)。昼食だけの場合は5@600=3,000円の食費負担 朝:400円、夜:900円
学科2日間、実技3日間(合計42時間)で、学科については2日目午後、実技は最終日の午後に簡単な試験が行われますが、いずれも60点が合格点につき落第はあり得ません。学科については、1,800円のテキスト購入が必要。(ちなみに私のテキストは来年2月受講申請中の好永隊員へ回し)
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研修計画 次回は「学科の学習ポイント」について、ご報告します。
それにつけても、今回受けた『研修証』は「若葉マーク」か、「紅葉マーク」か?・・・ん!?
(片岡 正法<高知市>/正会員/企画担当理事)
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[ひとくちメモ]
■土佐の森資金(寄付等による資質向上支援資金)
NPO法人土佐の森・救援隊は会員の資質向上のための各種研修会への参加、及び作業安全のための装備品の質的向上を支援することを目的として、『土佐の森資金』を設置している。正会員ならば、申し出でにより(資金があることが条件?)資金の提供を受けることが出来る制度。(実績:19年度=4名の会員に18万円余、20年度=8名の会員に20万円余を交付。)
この制度は、新潟支部長の『資格取得について』の会員便りがきっかけとなって創設されたものです。(提言は19年9月でしたが、制度は19年度当初からの適用となっています。)
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資格取得について(小林隊員の「新潟支部便り」より)