■この国はガンにかかっている
筑紫哲也さんが最後に収録をした、ネット上の「多事争論」の中にある言葉・・・
内容は、この国は、ご自身と同じくガンにかかっているというもので、ガンにかかると、本来使うべき栄養やエネルギーが、ガンと戦うことに使われてしまって、人間が生きていくために必要なところに、使われなくなると指摘されます。
それと同じく日本も、ガンと戦うことに栄養とエネルギーが使われてしまう結果、教育という未来にも、高齢者医療という過去にも投資をしないまま、政治が本来果たすべき世代間の配分に、明確な判断を下せない国になっている、というのが筑紫さんの最後のメッセージでした。(ブログ:「
橋本大二郎です」より)
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橋本前知事も参加する12月13日のシンポジウム『
森からみる限界集落』(主催:NPO法人土佐の森・救援隊)では、筑紫氏、この国、に加えて「この国の森林」もガンにかかっている、を争論にして欲しいものです。(事務局)
◆前橋本知事の「
森林ツーリズム」
◆
プロフィール・知事時代(四万十通信)