発信<2016.10.29.7.35>
シンプルな架線(ワイヤー、滑車、ナイロンスリングの組み合わせ)に軽ウインチ(単独エンジン又は林内作業車のウインチを利用)を使って(免許の必要な林業架線の技術・知識がなくても)簡単に且つ安全に、切り捨て間伐跡地などの林地残材を集積・搬出することが出来るのが『土佐の森方式軽架線』です。
『土佐の森方式軽架線』は、NPO法人土佐の森・救援隊が通常では林業のプロでも搬出することが出来ない(搬出しない)林地残材などを林業素人(森林ボランティアなど)でも簡単に行えるように考案されたものです。同NPOが開発したオリジナルの「集材・搬出システム」に使われています。
作業工程・作業量は林地の状況によって大きな違いがありますが、概ね、1日の作業(活動への参加者4~6人一組のチーム)で、4tトラック1台分の林木を搬出することが出来ます。
詳細は・・・コチラ◆初期の軽架線
【写真】初期の軽架線。指導しているのは五つ星指導員山中氏(中央)、及び片岡NPO法人土佐の森・救援隊企画担当理事(右)(2006.10/未来の森・いの町)
詳細は・・・コチラ[参考]軽架線の原型。滑車が絡み合い使い勝手は悪かったが、動滑車を使った土佐の森方式軽架線の基本的な構造(システム)は具備しています。
◆改良型
【写真】試行錯誤の末、開発された改良型。
土佐の森方式軽架線キットとして、索道の老舗「綱屋産業」(いの町枝川)で販売されています。価格は20万円。
土佐の森方式軽架線キット 「林業新知識」2009/7月号より全国で使われている「土佐の森方式軽架線」ーーーーーーーーーーーーーー
■土佐の森方式軽架線研修会
詳細は>>>軽架線研修会(片岡正法)動画は>>>軽架線研修会(中嶋健造)<ユーチューブ>・・・・・・・・
軽架線による搬出活動(土佐の森グループ)