平成21年9月6日、『これならできる森づくり!』シリーズのイベントとして、いの町本川「未来の森」で、鋸谷式間伐の研修会を行いました。
講師は、こうち森林救援隊事務局長、中川睦雄氏。
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土佐の森・救援隊が鋸谷式間伐の研修会(中川レポート)
【写真】「密度管理竿」を持つ鋸谷さん。密度管理竿を使って選木し、林の状況にあわせて間伐をするのが鋸谷式間伐の特徴です。(鋸谷式「新・間伐マニュアル」より)
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この取り組みは「森林環境税」を財源とした「県民参加を募るボランティア活動」事業として行います。(主催:NPO法人土佐の森・救援隊、支援:こうち山の日ボランティアネットワーク、協力:高知県、いの町、高知県山林協会)
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[一口メモ]
◆鋸谷式間伐(「新・間伐マニュアル」より)
「より太く、より長く、より多く」という林業を追求し、必要以上の長さと材積を求めた結果、多くの人が過密な人工林が普通の状態だと勘違いしはじめました。
過密な林分と下層植生豊な山、というのは、よほど特殊な場所を除いては両立しません。木材生産の視点では、すばらしく手入れされた山も、「鋸谷式・植生荒廃判定表」では、「不健全な森林」に入る場合があります。
「植生の荒廃森林」は間伐手遅れで、林床の植生もなく、根が洗われている人工林(線香林)をイメージしてください。「不健全な森林」「植生の荒廃森林」を甦らせるのが「鋸谷式間伐」です。
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[パンフレット]
[資料作成] NPO土佐の森・救援隊
このパンフレットは、使用、転載、複写、引用、すべてOKです。
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