■天気よし!されど、反省の一日。

今回は雨男が不参加のため、想定内の上天気!(天気予報では、60%の降水確率が出ていました。)
フィールドは、高知市土佐山菖蒲の山﨑技研の山林。森林ボランティアと企業(山﨑技研)とが協働し、人工林の整備に着手している山です。
「こうち山の日森林ボランティアネットワーク(事務局:高知県山林協会)」が呼びかけて参加した団体は、「NPO土佐の森・救援隊」「こうち森林救援隊」「三里森林お助け隊」「さんりん倶楽部」それに、県庁の木の文化推進室の皆さんによる合同作業です。
【写真】かかり木の処理に一生懸命の「三里森林お助け隊」代表のファーマー土居さん。
この日は、残念ながら、こうち森林救援隊としては、初めての事故が発生し、反省!、反省!、反省!・・・の一日でした。事故そのものは、チェンソーで手を少し切った軽傷で、不幸中の幸い、でしたが、かかり木の処理中に起きた出来事で、大事故に繋がる危険性のある事故でした。かかり木の基本的な処理方法を遵守していれば、起きる事故ではなかったので、当事者を含め、基本に忠実に・・・ということを改めて確認させられました。

年末を控えて、思わぬ事故や、想定外のこと(天気は想定内ですが・・・)が色々と起こっていますが、一度、お払いにでも行って、新年からは、充分に指導できる体制で臨まなければならないと思っています。初参加の隊員からの感想文が届きました。
(中川睦雄:こうち森林救援隊副隊長)
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[コメント]
■間伐に初参加しました。

子どもが3歳より花粉症ということで間伐には関心を持っていました。
いざ、当日「お父さんが杉の木を叩っ切ってやる」と言わんばかりに意気込んで臨んだ間伐でしたが、現場に着いてみると密生し枝が絡んだ林の状況にどこから切っていいのかと、しばし呆然。
班長にチェンソーや間伐の木の選定を教わり、木を切り始めましたが木は隣の木に倒れ掛かるのみで、テレビで見るような気持ちのいい“バッサーン”という状況ではありません。そこから倒しにかかる迄の作業が想定外でした。

結局は何度も木を切り刻む様な作業があり、一本の木にこれ程時間がかかるのかというのが感想で初日は惨敗でした。
今まで続けてこられている参加者の苦労に感心するとともに、こういう状況だから間伐を推し進めなければならないとの考えに浸った一日でした。
(中屋雅克氏<高知市/高知市役所>)
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[掲示板]
■1月の定例会
◆日 時 : 平成18年1月15日(日) 9時~15時
◆集合場所 : 旧土佐山村役場(8時30分に集合・時間厳守)
◆間伐場所 : 高知市土佐山菖蒲の私有林(山崎技研の山です。)
◆活動内容 : こうち森林救援隊、定例会(間伐)
◆その他 : 弁当・飲み物等は各自持参
山での作業が可能な服装でおいでください
(初参加の方の地下足袋、ヘルメットは当方で用意。)
参加者に、NPO土佐の森・救援隊から「
モリ券」がプレゼントされます
◆詳 細 :
イベント案内
◆連絡先 : 中川(090-2895-9083) 武市(090-1009-8388)
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