■「木の駅ひだか」を管理・運営。

24年3月末に廃止した「仁淀川町地域木質バイオマス資源活用事業所」(片岡所長)の代替として、好適地の日高村岩目地に新活動拠点を得て開設した「木の駅ひだか」(片岡駅長)の管理・運営を行いました。
「木の駅ひだか」のプロジェクト名は高知県木質資源エネルギー活用事業で、
カーボンオフセットサービスを提供するものであり、仁淀川流域等の木質資源(林地残材、間伐材など)の受け入れを引き続き出来たことは、これまで付き合いのあった自伐林業家のためにも良かったと自負しています。
充実した施設、広大な敷地は「木の駅ひだか」による間伐材の集出荷管理はもとより、薪づくり活動、良心市の開催、養成塾の機械操作訓練場、家庭菜園畑地、スポーツ運動場、公的イベントの駐車場等として地元の方々とともに多面的に利用され役立っています。
なお、25年4月よりこの「木の駅ひだか」はNPO法人土佐の森・救援隊より会計上切り離し、土佐の森グループの一員(独立採算の任意団体)としてスタートすることになりました。
【写真】開所式/土佐の森・日高事業所/2012.6.16
木の駅ひだか
〒781-2154
高知県高岡郡日高村岩目地字中山940-1
(JR土讃線岡花駅西方800m、ローソン日高店の北100m)
・電 話:0889-24-5444
・FAX:0889-24-5399
・Eメールアドレス: tosa-wood@kochi.email.ne.jp
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◆木の駅ひだか
「木の駅ひだか」では、平成24年5月の大型連休明けから、薪の原木等になる木質資源(林地残材、間伐材など)の受入を開始。年間で、近隣の自伐林家の方、及び土佐の森グループの会員が行っている「新・C材で晩酌を!事業」による間伐材などの持ち込みが、約1,000トンほどに達し、「木の駅ひだか」の土場は「
都市森林」状態になっています。
この「都市森林」はC材が主体ですが、A・B材もかなり混在しています。薪&チップにしかならないC材との仕分け作業が必要となり、薪の原木を確保するため薪倶楽部によるNPV活動の内容として「原木仕分け・造材」が新たに加わりました。
薪づくりについては、現在実施中の「
第5次限界集落在宅高齢者薪の宅配サービス」用の針葉樹(スギ、ヒノキ)の薪を生産しています。7人のサポーターが約30軒の高齢者宅に薪100kgを宅配しているので、毎月3トンの薪が必要となっています。(片岡正法/「木の駅ひだか」駅長)

【写真】木の駅ひだかでは、毎週金曜日に薪づくりを行っています。

【写真】出来た薪は、新設の薪小屋で乾燥・保管しています。

【写真】茂平マラソン大会(日高村)では駐車場に
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[お知らせ]
◆新・C材で晩酌を!事業(木の駅ひだか)

平成24年5月から「木の駅ひだか」(土佐の森・日高事業所)で実施しています。
基本的には佐川事業所で行っていた「
C材で晩酌を!」事業を、そのまま継承しているので、C材をトン3000円で受入れています。これにプラスして、NPO法人土佐の森・救援隊の独自の上積みとして、一般の自伐林家にはガソリンとも交換できる「
色モリ券」を、また、土佐の森グループの会員には、旧「C材で晩酌を!」事業と同様、数量に応じて、全額をモリ券(色モリ券も含む)で支給しています。
◆「
C材で晩酌を!」事業
◆実践:
C材で晩酌を!事業①(森援隊)
◆実践:
C材で晩酌を!事業②(森援隊)