〔四国の森づくり〕
(1)
こうち森林救援隊 事務局長 中川睦雄
■里山整備への企業と住民の関わりー協働の森づくり

【写真】TOTOとの協働の森づくりは、平成19~21年の水環境基金が皮切り。どんぐりの森づくりとしての落葉広葉樹の植樹(平成25年4月)
活動も平成27年1月で丸10年を迎えることができ、平成27年10月31日(土)に開催された「第10回こうち森林ボランティア祭り」では救援隊結成10周年の記念祝賀会と同時に、間伐コンクール受賞祝賀会も開催されました。
間伐・間伐材推進ネットワーク主催(林野庁後援)の間伐コンクールに応募いたしましたところ、80団体を余る応募の中から全国に向けた間伐の奨励に寄与する優れた取り組みとして高く評価され、審査委員長奨励賞を受賞することとなりました。
その表彰式が、平成25年10月14日(水)に東京都中央区のイトーキ東京イノベーションセンターで開催され、その席上において、奨励事例となった救援隊の活動も写真パネル等でお披露目されました。

【写真】四国銀行との協働の森づくりは、絆の森での間伐作業(平成25年5月)
平成17年1月から平成26年3月までに、514回の活動に延9790人が参加して築き上げてきた揺るぎない成果が評価され、10年間の仲間たちの汗が報われた一つの瞬間でもありますので、素直に喜び合いたいものですよね。万歳~!
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[プロフィール] こうち森林救援隊

鏡川をはじめとする、主として都市部の水瓶の森林を守り、育てていくため森林ボランティア活動を通じ、恵みある豊かな森づくりを行っていきたいと、高知市役所の職員が中心になって結成を呼びかけました。
詳しくは、
ここから~~~~~~~~~~~~~
[実践活動]
①四国銀行交流事業
・月 日 : 平成28年10月15日(土)
・場 所 : 高知市鏡吉原
・内 容 : 植樹と木工教室
詳細 
四国銀行は「かけがえのない環境を未来に・・・」をコンセプトとして、間伐や植樹などの社会的貢献活動に取り組んでいます。今年も高知市鏡・吉原ふれあいの里で、植樹&木工クラフト教室の交流事業を開催。桜の植樹は、朝倉第二小学校の児童代表や山元頭取他5名による共同作業と・・・
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[話題]
■
四国銀行がモリ券に出資(2010.6.24)

【写真】高知県森林ボランティア団体登録2号の
四銀森林サークル
【写真】四国銀行の出資(モリ券ファンドへの協賛金)により発行された
モリ券<発行は「こうち森林救援隊」>
②オンちゃん部隊のNPV活動(協働の森づくり/竹林整備)
・月 日 : 平成28年8月2日~31日(20日間)
・場 所 : 高知市行川の水源の森他
・内 容 : 間伐、竹林整備など

詳しくは。
ここから(こうち森林救援隊もNPV活動を行っています。)
◆
NPV活動など報告(中川レポート)
③第10回こうち森林ボランティア祭り
・月 日 : 平成27年10月31日(土)
・場 所 : 高知市鏡梅ノ木公民館、行川水源の森

詳しくは、
ここからーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
(2)
木の駅ひだか 駅長 片岡正法
■のいち動物園の森林整備(
NPV活動)
のいち動物園の森林整備は「木の駅ひだか」と「高知県立のいち動物公園」が「
土佐の森方式の森林整備協定」を締結し、土佐の森グループ(木の駅ひだか、森援隊、こうち森林救援隊、NPO法人土佐の森・救援隊、土佐の森・薪倶楽部、コエマツ森林部)が実践活動を行いました。フィールドのすぐ脇にはハシビロコウ(はるる)の飼育場があったことから「
はるるの森」と命名、平成27年10月~翌年1月にかけて実施されました。
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[プロフィール] 木の駅ひだか

2013年4月、NPO法人土佐の森・救援隊のファミリー団体(土佐の森グループ)として、独立採算の任意団体「木の駅ひだか」が設立されました。(平成27年度に高知県森林保全ボランティア団体として
登録)
「木の駅ひだか」は、NPO法人土佐の森・救援隊の
活動理念を基本に、同NPO法人が実践活動として企画・運営を行っている「土佐の森・日高事業所に係る事業」を分離・独立させ、自伐型林業の全国展開事業を除く全ての事業を継承する団体として発足、業務としては主として「C材の受け入れ」「C材の活用(薪・チップなど)」、従として「土佐の森方式による森林・里山整備」「その他諸々の関連事業」などを「会員制システム」で運営しています。
詳しくは、
ここから~~~~~~~~~~~~~
[実践活動]
①「はるるの森」NPV活動(平成27年12月21日/月)
参加会員は5名。雨天中止か否かの判断は、高知市一宮(土佐の森グループ事務局)の午前6時30分の空模様で決定しています。本日は小雨。で、雨天中止の連絡を始めていたところ、「
土佐の森・カッパ組」の組長(片岡駅長)から、「動物園が開園する9時には雨はあがるのでカッパ組は出動する」とのメールが入り、急遽カッパ組として参加するかどうかの連絡に。結果、後期高齢者組(70歳以上)の3名(江渕、荒木、福留)を除いて5名が参加することに。普段はめったにしない補助線2本(50mと20m)を使用して、逆勾配(ほぼレベル?)「
土佐の森方式軽架線」での搬出。軽架線を使用しての搬出は本日で終了。(土佐の森グループ事務局松本)

②「花と森の学校」を開催

【写真】ヒメノボタン(26株)の記念植樹
佐川町の牧野公園で、イベント「花と森の学校」が行われ高知市内の小学生らが植物について学んだ。イオンが全国の各店舗で行っている小中学生対象の環境学習プロジェクト「
イオンチアーズクラブ」の一環。土佐の森グループの林業団体「木の駅ひだか」が中心となって支援した・・・続きは
ここから 詳しくは、
ここから・
パンフレット③NPV活動
土佐の森方式NPV活動は、「モリ券」を介した
ボラバイトとして、土佐の森グループにより実践されています。

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◆実践団体(土佐の森グループ)
①
木の駅ひだか&
森援隊・月 日 : 平成28年10月17日(月)
・場 所 : 高知市「
とりごえの森」
・内 容 : 土佐の森方式による森林整備(間伐/搬出・運搬など)

参加会員は10名。見学1名。

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・月 日 : 平成28年10月19日(水)
・場 所 : 日高村「
茂平の森(三宮山)」 28フィールド
・内 容 : 土佐の森方式による森林整備(間伐/搬出・運搬)

参加会員は8名。ゲスト参加者は、東京から四万十市に移住してきた久保田恭彦さん、奥さんの七海さん夫婦です。

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②
森援隊・月 日 : 平成28年10月20日(木)
・場 所 : 田野町「モネの森」
・内 容 : 土佐の森方式による森林整備(搬出・運搬)、

参加会員は2名。本日は片岡駅長に助っ人に来ていただき、
ふたり自伐林業で
C材で晩酌を!事業を展開。
マッサンの愛用車(1.4tトラック)にC材を満載し(20日に付き1.4トン?)「丸和林業」に搬送。二人分の晩酌代が捻出されました!(松本森援隊長)
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③
土佐の森・薪倶楽部&木の駅ひだか

・月 日 : 平成28年10月21日(金)
・場 所 : 日高村「木の駅ひだか」・・・
地図・内 容 : プレ
薪祭り(薪づくり、昼食交流会)

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④
しあわせみかん山 NPO法人しあわせみかん山は、「モリ券」の代わりに「みかん券」を発行して、NPOの運営を
モリ券システム(土佐の森方式)で行うことを試行しています。


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(3)
NPO法人土佐の森・救援隊 事務局長 四宮成晴
■福祉限界薪の宅配サービス

NPO法人土佐の森・救援隊は、
限界集落対策として地域(農山村社会)が元気につながるしくみづくりを築き上げることを目的に「限界集落在宅高齢者薪の宅配サービス」の企画・提案をしました。
【写真】
限界集落在宅高齢者への薪の宅配サービス(仁淀川町高瀬)
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NPOにできること・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
[プロフィール] NPO法人土佐の森・救援隊

平成15年4月12日、土佐の森・救援隊は、県下各地の森林ボランティア組織、団体へのより専門的な林業技術指導、財政的支援、森林ボランティア活動のノウハウの伝承等を行うことを目的に結成されました。
詳しくは、
ここから◆
NPO法人土佐の森・救援隊とは?◆
NPO法人土佐の森・救援隊は・・・◆
自伐林業の推進と中山間地域の再生を目指して ◆
NPO法人土佐の森・救援隊の活動理念~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
◆自伐型林業(中嶋健造理事長)
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自伐型林業 魅力知って◆土佐の森方式(四宮成晴事務局長)
・
四宮先生がラジオに出演~~~~~~~~~~~~~
[実践活動]
①限界集落在宅高齢者への薪の宅配サービス
実践活動は土佐の森グループ(NPO法人土佐の森・救援隊、木の駅ひだか、薪倶楽部、森援隊、こうち自然村、モリ券ファンドなど)が、分担してNPV活動として行っています。
現在、好評のうちに
第8次事業を終了、現在、
第9次事業を実施しています。
・
NHKニュースおはよう日本・
シルバーワンコインサービスーーーーーーーーーーーーーー
〔ちらし〕

第9次限界集落在宅高齢者薪の宅配サービスを受けたい方は、この「ちらし」で応募ください。(内容をメールでもOK)
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[トピックス]
◆古くて新しいエネルギーの話(薪と炭)
・
薪は多様なエネルギー(薪林業)・
木炭は多様なエネルギー(炭林業)ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
②モリ券システムの運用

NPO法人土佐の森・救援隊は、設立時(平成16年4月)からモリ券システム(森林証券<モリ券>制度)を企画・運用を始めています。モリ券システムは、いわゆる「土佐の森方式」の根幹(ベース)となっています。
モリ券の発行手続き<管理業務>、清算手続き<決算業務>に関するルール(千円ルール、地場産品との交換券、協賛金と連動、汗の代償<晩酌代補填>等々)は設立時からほとんど変わっていません。(現在は、管理業務は「モリ券基金」、決算業務は「こうち自然村」が担っています。)
・
モリ券システム・
モリ券いろいろーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
③土佐の森研修会の開催
NPO法人土佐の森・救援隊では、NPO法人土佐の森・救援隊の
活動理念、
活動方式などの普及啓蒙を目的に『土佐の森研修会(NPV活動家養成塾)』(内容:座学<講習>、実学<実習、実践活動、
軽架線など>)を、不定期に随時開催しています。
研修は、NPO法人土佐の森・救援隊の
四宮先生(同隊事務局長)が主宰、専任指導員による実践研修・活動は土佐の森グループが引き受けています。四宮氏は高知県小規模林業アドバイザー派遣事業の専任アドバイザー。
土佐の森研修会は、どなたでも参加できます。また、企業、団体からの派遣研修、インターシップも引き受けます。
参加申込み/
問い合わせは、NPO法人土佐の森・救援隊事務局(090-8794-1141/四宮)へ
・
27・土佐の森研修会(2015.4.23~5.19)
・
土佐の森方式軽架線研修会ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
④学童森林環境教室の開催
・月 日 : 10月14日(金)
・場 所 : 香美市土佐山田町甫喜ヶ峰
・内 容 : 森林環境教育(旭東小学校5年生61名+引率4名)
(山の学習支援/高知県山林協会)
四宮先生(学童森林環境教育チーム長)が
オリジナルの資料により「森林の働きと間伐について」の授業を、指導員(中井、宇都宮、野々村、谷岡の各森の一日先生)が間伐体験、ネイチャーゲームを行いました。

【写真】間伐体験で、森の一日先生(谷岡)が立ち木の切り方の説明をしています。
・
27学童森林環境教室・
オリジナル資料(作成:
四宮成晴)
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(4)佐川町長 堀見和道
■小規模林家の支援
林業×デザイン×デジタル(「高知新聞/2016.5.31」より)

高知県佐川町。山あいの小さな町から、全国でも類を見ない画期的なプロジェクトが始まっています・・・続きは、
ここから【写真】
キコリンジャー(地域おこし協力隊/高知県佐川町)
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佐川町の自伐型林業・
自伐型林業(中嶋健造/NPO法人自伐型林業推進協会代表理事)
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■短歌集『四万十川百人一首』

東京の紀伊国屋書店、高知県下の各書店で販売中。
(土佐の森グループ4名の会員<
橋詰・
森岡・
片岡・
中嶋>の作品が掲載されています!)
書 名:「こころのうた 四万十川百人一首」
書 体:B5判・オールカラー・120P
定 価:2200円(税込み)
発行者:(株)高知新聞企業
詳 細:
ブログ「四万十川百人一首」 ◆
四万十川百人一首(四万十川博物館版)
◆
元本・四万十川百人一首~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~